クローン病での障害基礎2級認定事例
ご依頼者様;20代後半の男性。発病は16歳、突然、多量の血便と激しい腹痛があり、体力の消耗が激しくなり受診された方。
主治医の見解は、障害認定日時点は軽度(就労も可能だった。)、現在の状態は請求すべき状態とのことで事後重症の単独請求と決定。
請求手続き
直近3月以内の症状や障害が原因で起きる日常生活の不便さ、一日の生活状況を詳細に聞き取る。また、疑問点があれば何度も聞き取りを繰り返した。途中体調不良のため連絡が途絶えることもあった。
全身倦怠感、疲労感が強く、下痢、発熱、貧血、食欲不振、痛み等々があり外出は制限。食事も制限され、下痢の為痔瘻が悪化し座ることも困難な状態を確認。
主治医に対し日常生活や不便な生活状況、社会生活も困難なことも理解していただくように説明する。病歴就労状況等申立書には発症から現在までの状況を事実に即して、簡潔かつ要点を伝えるように記載、事後重症請求単独であるため直近3月以内の状態は詳細に記述した。
クローン病の症状により日常生活・社会生活に支障を来しているような方は、障害年金の受給は可能です。症状が重篤な方は手続き代理の依頼をお勧めします。