障害年金の支給対象外の病気は極めて少ないです!

障害年金は、ほぼすべての病気・障害で受給できます。

必要・適切な治療を受ければ短期間で治る傷病は除外されます。風邪や全治何か月と診断される傷病です。

原則、初診日から1年6月経過する日(障害認定日)まで、障害年金の申請が認められないことからもご理解いただけるのではないでしょうか。

精神疾患では、障害認定日を過ぎてからでも認定対象外とされる病名があります。

人格障害と神経症は、原則として認定の対象とならない。(障害等級認定基準より引用)と明記されています。神経症圏に該当する病名です。

でも、神経症の精神疾患でも、条件付きで認定対象とされますので申請はあきらめないでください。

病名で障害年金の受給可能性は判断しないでください。

症例は少なく治療での改善は困難な「難病」と診断されたから高いはず。手続きも難しいのでは・・・。と思われる方も多いのですが、障害年金の審査の実情は違います。

国民の3分の1が死亡するガン、患者数も非常に多い病気です。遡及請求は困難、申請が遅れると受給期間は短く、早すぎれば不支給とされることが多い。障害年金の手続きが非常に難しい病気だと感じます。

「難病」は、障害年金の申請手続きや受給が「難」しい病気ではなく、基本的な手順を踏めば受給可能と考えます。

障害年金の受給手続きで本当に難しいケースとは、(例外は当然ありますが、)初診日の問題をはらんだ事案です。

ネット上では、さまざまな障害年金受給事例が紹介されています。ひとつ間違えば受給できなくなるような問題、解決策は書かれていますか?

初診日の問題がなければ、後は障害状態がどの等級になるかが支給可否のカギを握る。ほぼ診断書の内容で等級が決められるのです。

統計によれば、障害年金の受給が難しいといわれる精神疾患で申請した方で、初診日加入国民年金者は92.4%、厚生年金加入者で93.3%が受給できていたことを確認できます。ご覧ください。

引用元:日本年金機構・障害年金業務統計令和2年のP4,P5参照

以下に障害部位と対象傷病名をリストアップしました。飽くまでも代表的な病名でしかなく、就労や日常生活に支障を来す病気・障害状態であれば、受給の可能性があるとお考えください。

障害年金119では、以下に掲載した傷病、障害の大半の申請サポート実績がございます。

代表的な受給対象傷病名とは?

障害部位、
診断書種別
(リンクは障害認定基準へ)
主な傷病名
精神の障害 老年及び初老期認知症、その他の老年性精神病、脳動脈硬化症に伴う精神病、アルコール精神病、頭蓋内感染に伴う精 神病、統合失調症、統合失調感情障害、妄想性障害、気分障害(うつ病)、反復性うつ病性障害、気分変調症、躁うつ病(双極性障害)、非定型精神病、てんかん性精神病、知的障害(精神発達遅滞)、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)、自閉症スペクトラム、高次脳機能障害、若年性アルツハイマー型認知症、ダウン症候群、トゥレット症候群、慢性疲労症候群
悪性新生物
による障害
胃がん、直腸がん、肺がん、乳がん、膀胱腫瘍、喉頭がん、肝臓がん、消化管間質腫瘍(GIST)、潰瘍性大腸炎 、人工肛門、新膀胱等増設
眼の障害 白内障、緑内障、ぶどう膜炎、眼球萎縮、癒着性角膜白斑、網膜脈絡膜萎縮、網膜色素変性症、糖尿病性網膜症、網膜動脈血管硬化症、網膜中心性静脈血栓症、視神経萎縮、先天性弱視、小眼球症、ベーチェット病、黄斑部変性症、眼瞼痙攣、シェーングレン症候群、アッシャー症候群
聴覚の障害 メニエール病、感音声難聴、突発性難聴 、頭部外傷又は音響外傷による内耳障害 、薬物中毒による内耳障害、特発性両側性感音難聴、神経性難聴、混合性難聴、ストマイ難聴、アッシャー症候群

鼻腔機能の障害
外傷性鼻科疾患
そしゃく・嚥下機能、音声又は言語機能の障害 咽頭摘出術後遺症、上下顎欠損、咽頭腫瘍、喉頭がん、脳血栓による言語障害
上肢の障害 上肢又は下肢の離断又は切断障害、上肢又は下肢の外傷性運動障害、脳卒中、脳塞栓症、 脳軟化症、椎間板ヘルニア、重症筋無力症、関節リウマチ、バージャー病あるいはビュルガー病、脊髄損傷、脊柱管狭窄症、進行性筋ジストロフィー、筋強直性ジストロフィー、膠原病、多発性硬化症、小児麻痺、ポリオ、 ポストポリオ症候群、パーキンソン病、もやもや病、ギランバレー症候群、全身性エリテマトーデス(SLE)、ベーチェット病、ヤコブ病、ミトコンドリア病、骨髄異形性症候群、球脊髄性筋萎縮症、痙性対麻痺、大腿骨骨頭壊死、先天性股関節脱臼、変形性股関節症、脊髄小脳変性症、低酸素脳症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、梨状筋症候群、脳性麻痺、糖尿病性壊死、線維筋痛症、脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症)、多系統萎縮症(MSA)、大脳基底核変性症(CBD)、遠位型ミオパチー、ジストニア
下肢の障害
体幹・脊柱
の障害
肢体の機能
の障害
平衡機能
の障害

メニュエール病、上記(上肢、下肢、体幹・脊柱、肢体)の傷病で小脳、脳幹の障害のあるもの
神経系統
の障害
ヤコブ病、悪性神経膠腫、進行性多巣性白質性脳症、糖尿病性神経障害疼痛、RSD(反射性交感神経性ジストロフィー、反射交感神経性萎縮症)、神経痛を伴う病気
呼吸器疾患
による障害
肺結核、間質性肺炎、じん肺、気管支喘息、慢性気管支炎、膿胸、肺線維症、肺気腫
心疾患
による障害
慢性心包炎、リウマチ性心包炎、慢性虚血性心疾患、冠状動脈硬化症、狭心症、僧帽弁閉鎖不全症、僧帽弁逸脱症、感染性心内膜炎、大動脈弁狭窄症、心筋梗塞、完全房室ブロック、拡張型心筋症、洞不全症候群、帽弁閉鎖不全症、肺動脈性高血圧症、心不全、肺血栓塞栓症、シャント性心疾患
腎疾患
による障害
慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、ループス腎炎、糖尿病性腎症、多発性のう胞腎
肝疾患
による障害
肝硬変、多発性肝腫瘍、肝ガン、慢性肝炎
血液・造血器疾患による障害 白血病、再生不良性貧血、凝固因子欠乏病(血友病)、赤血球症
 代謝疾患
による障害

糖尿病、『糖尿病性』と明示された全ての合併症(診断書は障害状態を適切に評価できる様式を選択することが重要。)
高血圧
による障害
悪性高血圧、高血圧性心疾患、高血圧性腎疾患
その他の疾患
による障害
難病、HIV感染症、クローン病、化学物質過敏症、日光過敏症、尿路変更術、人工肛門設置、新膀胱増設、臓器移植、慢性疲労症候群、化学物質過敏症、遷延性意識障害(植物状態)
重複傷病
による障害
身体機能の障害や精神の障害が重複する場合(傷病名は省略)

* 診断書様式はリンク先をごらんください。

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